|
2006-09-14 Thu 10:11
午後の授業を終え,家に帰ろうと正門に向って歩いていたところ,半年前に知り合ったZ君に会った。
彼も華東政法学院修士課程の研究生。 中国の司法試験は明後日から2日間にわたって行われるのだが,現在彼は弁護士を目指して猛勉強中。最後の追い込みの影響か,Z君の顔色はよくない。 Z君に 「おい,どうだ。元気にしてるか?」 と声をかけると, 「吃飯了マ(口偏に馬)?」(ご飯食べた?の意)との返事。 試験前の苦しさを知る曉は 「そうか,試験前でしんどいのか。すこし飯でも付き合って,励ましてやるか。」と考え, 「よし,ちょっと飯でも食いに行こうか。」と声をかけると, 「試験前だから,あとで清潔な学内の食堂で食べるよ。」(学外の食堂も,一部の店を除き,特に汚くないが,,)とつれない返事。 そうだった,思い出した。 中国語の挨拶が「ニイハオ!」ということは広く知られているが,実は,親しい人に対しては,あまり「ニイハオ!」とは言わない。 「学校に行くの?」とか,「仕事終わったの?」とか,「何処に行くの?」といった呼びかけをするのが一般的。Z君が「ご飯食べた?」と言ったのも,そうした挨拶の一つ。 Z君に 「そうだな,明後日から試験だったな。頑張れよ。」 と励ますと,拳を握り締めてガッツポーズ,二カッと笑って 「絶対,受かってみせる。」と言って立ち去っていった。 日本で,「ご飯食べた?」と聞かれると, 「私はご飯を食べていないんだけど,よかったら一緒に食べない。」という意味に受け取るが,中国ではそれほど深い意味はない。 簡単に言うと,「やあ,元気?」といった程度の挨拶。 だから「どこに行くの?」と聞かれても,「実は,云々の理由で,何処そこに行くところです。」などと答える必要はない。「ちょっと,そこまで。」という受答えでいいのである。中国で実際に生活すると,旅行をしていた時には分からない中国の習慣が見えてくる。 ちょっとした文化習慣の違いなのだが,これが結構面白い。 |
|
| 暁弁護士の中国日記 |
|
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
Powered By FC2ブログ
