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『アジア法研究会』
2006-09-16 Sat 10:15
午後2時から約3時間半,華東政法学院交誼楼第二会議室においてアジア法研究会が開催された。
実は,この研究会,2ヶ月前に上海交通大学内の名古屋大学事務所にて開催された(第一回研究会)のだが,その時曉は都合がつかず参加できなかった。今日初めて参加することができた。

この研究会は,北海道大学のI教授を理事長,大阪大学のS教授を副理事長とする日中法律家研究交流協会が主催しており,今後定期的に開催されることが予定されている。
参加者は,日本に留学経験のある法律家,中国で働く或いは留学している日本人弁護士,日系企業の法務関係者。そのため,発表討論はほとんど日本語で行われる。
今回の発表内容は,「日本における『裁判における法形成』と司法改革-中国現代における「法治」論との関係で-」「日本企業の買収」「敵対的買収防衛策について」と主に日本法の問題がテーマとなった。
どの発表も非常に興味深いものであったが,最初の法形成の話がもっとも曉の印象に残った。
その話の骨子は,「日中韓の東アジア三国の法文化の根底には,元を辿れば法家思想,近代以降は国家法主義が存在している。しかし,日本の場合,60年代以降社会構造が変化し,それとともに市民の権利意識がたかまり,各種訴訟が提起された。そして,そうした裁判の中から新たな権利が生み出された(環境権等)。中国も今後,日本と同じルートではないかもしれないが,上からの法ではなく,下から法が形成されるようになるのではないか。」というもの。

研究会の後は,華東政法学院の南側にある中山公園内の花園飯店で懇親会。
この懇親会で,曉は5年ほど前に華東政法学院を退職したZ先生(推定75歳)の隣に坐ることになった。孫のZさん(大阪市立大学に留学経験あり)が研究会後の懇親会に連れて来たということだった。
話を聞くと,Z先生のお爺さんは明冶大学に留学し,お父さんは京都大学に留学し,ご自身はコロンビア大学に留学した法学者,そして息子さんも法学者であるという。
親子4代にわたって法学者,これはすごいとしか言いようがない。
Z先生は京都で生まれ,3歳まで哲学の道の近くに住んでいたらしい。曉も京都に長い間住んでいたので,話が弾んだ。Z先生には,いろいろな話を聞かせていただいた。お年寄りの昔話の中には,宝物が詰まっている。Z先生には,是非またお会いしたい。

今日の研究会の参加者は,皆優秀な専門家。
機会があれば,彼らの前で自分の研究テーマを発表してみたいものだ。準備に準備をかさねた上でのことだが,,。
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