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『少し早い期末試験』
2006-11-30 Thu 09:44
今日は,曉が華東政法学院で必修科目として受講している法理学の期末試験があった。
今学期は来年の1月6日までなのだが,一昨日クラスメートから今日法理学の試験があるとと連絡があった。
嘘かと思ったが,本当だった。
突然の発表から今日まで2日しかなかったが,出題について,いろいろデマが流れたようだ。今年の司法試験(中国の統一司法考試)の最後の論述問題がそのまま主題されるとか,法律信仰(訳するのが少し難しいが,「遵法精神」といったところか)について出題されるとか云々。
実際の出題は,
①20年間に亘る中国の法制整備過程における中国の法文化と法治主義の関係と
②法律言語の不正確とその解決方法
のいずれか一つを選び,自分で題目と視点を決めて,2時間半で最低2000字の小論文を作成するというものだった。時間の関係もあって,論述のスジを考えて,とにかく書くだけ書いた。
果たして文法的に正確な文章だったのか。自信はない。
この小論文を採点するS教授。読後,少し頭が痛くなるかもしれない。

授業後,学校の近くのデパートの地下のパン屋で,ケーキを買う。
今日は○年前にワイフに出会った日。
異国で夫婦円満に過ごすためには,今日のような記念日を頭に叩き込んで忘れないようにすることが鉄則。
この店は結構人気があり,いつも客で溢れている。お店の売り子さんが目ざとく寄ってきて,一番高いマロンケーキを指差して,これを買えと勧める。
曉が「そんなに大きいのは食べきれないから,この少し小さいのを下さい。」と言うと,「これも,これも,これも美味しくない」(彼女は「不好!(ダメ!の意味)」を連発した。)と言う。
曉は内心「美味しくないなら,商品として陳列するなよ。」と想いつつ,彼女が「これは,まあまあ美味しい。」という少し小ぶりのケーキを買って帰った。
中国の売り子さんは正直だ。
日本の売り子さんのように,「それも悪くないですけど,こちらの方が人気がありますよ。」などという曖昧な言い方はしない。
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『井加田君来上海』
2006-11-24 Fri 09:43
昨日から所長が新人の井加田弁護士を連れて上海に来ている。
弁護士になって間もない井加田君にエネルギッシュな上海を体験させ,成長を促そうという所長の親心ではないかと思う。
今日所長一行は車をチャーターして蘇州へ,蘇州ではC律師の友人が経営している礼講堂(3百年以上前に建てられた富豪の邸宅)に行き,中国情緒溢れる文芸品を鑑賞したようだ。
今回の上海訪問で,井加田弁護士は中国の伝統文化に触れただけでなく,上海で活躍するプロフェッショナルな人々とも面識を得た。
大いに刺激を受けて日本に帰ったに違いない。次回会うときには,ひと回りもふた回りも大きくなっていることだろう。
楽しみだ。


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『上海虎の穴ジムⅡ』
2006-11-19 Sun 09:55
最近バタバタと忙しかったため,ジムに行って汗を流すことができなった。
今日は久しぶりにジムに行き体を動かす。
ジムでウォーミングアップをした後は,いつものようにサンドバックにミット打ち,そしてヘッドギアをつけてのライトスパーリング。今日はG氏の知り合いのH氏が練習に初参加。H氏は剛柔流空手(伝統的な流派)やキックボクシングの経験者。小刻みにステップをし,シャープな蹴りとパンチを繰り出す。G氏やH氏は経験者だけに,スパーリングをしても,変に熱くなることがないので,安心して練習ができる。
ヘッドギア(顔面に強化ガラスをつけた特殊な防具)をつけ,G氏とH氏と軽く拳を交えたのだが,この特殊な防具は呼吸をすると曇って目の前が見えなくなる。
何処からともなく飛んでくるパンチとキックには参った。曉も(自称)ステルス・フックで応戦。相手も防具をつけているため,視界が狭く,そのため見えないだけなのだが,,,。
シャワーを浴び汗を流した後,3人でジムの近くにある日本料理店へ。
そこで分かったことがある。
H氏もG氏に匹敵するほどの格闘技マニアだったのだ。
以前,G氏が「あれを見ないと時代に取り残されますよ。絶対見て下さい。」と言っていた試合は,実はH氏がG氏に勧めたものだった。今日もG氏から「あれは観た方がいいですよ。」と課題をもらって帰宅。

先日,電話代の請求書が届いていたので,家の近くのコンビニで電話代を支払うとしたところ,店のおばちゃんが
「今日は(読み取りの)機械が壊れているから,明日おいで。」と言う。
すると隣のおばちゃんが
「この人は韓国人だから,中国語はわからないよ。」と言う(このおばちゃんは曉が上海に来て以来ずっと曉を韓国人と思い込んでいた。)。
曉が「わかった。わかった。明日来るよ。」と言うと,
曉が韓国人だと固く信じているおばちゃんが
「アイヨ。中国語わかるようになったの。あんた韓国人だろ?」と言う。
曉が「いや,日本人だよ。」と言うと,
「えっ,日本人なの。すごいねえ。中国語うまくなったねえ。」と誉めてくれた。

曉は心の中で呟いた。
「今年2月,上海に来た時も,ある程度中国語はわかったよ。ただ,貴方達の発音に慣れるのに時間がかかっただけさ。」
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『根拠は理論?』
2006-11-16 Thu 13:08
来春制定されるのではないかと言われているが,中国には未だ物権法と称される法律は存在しない。
物権とは,所有権,地役権(土地を使用する権利)や抵当権(貸したお金を返してもらえない時に,相手の特定の財産を売り払って,その代金から貸金を返してもらえる権利)等,物を直接支配し使用し,収益し,処分することができる権利のことである。この物権は法律できちんと定めておかないと(物権法定主義),人は安心して取引活動ができない。
つまり,ある人から車を買うにも,この車の所有権を制約する権利が設定されているのか,設定されているとして,その権利は一体どのような権利なのか不明確であれば,恐ろしくて当該車を買うに買えなくなってしまうということである。

大学院の物権法の講義に出ていて,前々から少し違和感を覚えていた。
物権法の講義で,引用される法律は,フランス法であったり,ドイツ法或はスイス法だったりするのだ。
今日の物権法の講義は,即時取得(相手から第三者のパソコンを買っても,相手が真の所有者と信じ,信じることに理由がある場合は保護されるという制度)がテーマだったのだが,やはり引用されるのはフランス法であり,未だ制定されていない中華人民共和国物件法草案第5稿だった。
そこで,隣の席のC君(律師業を休み,現在華東政法学院修士課程に在籍)に少し尋ねてみた。
彼の答えは,
①即時取得を定めた法律は中国には未だない,
②裁判になった時には,理論として即時取得を主張する,
③裁判所も即時取得の理論を認めていて,それに即した判決をする,
というものだった。
中国には物権に関する法律は数多く存在する。
しかし,未だ物権法という網羅的な法律は存在しない。そのため,法的根拠のない法領域が生じているようだ。外国から導入した理論を根拠に案件を処理しているようだが,前述の物権法定主義には反している。
日本では,とうてい受け入れられない事態ではなかろうか。

かつて中国のリーダーは「黒い猫でも,白い猫でも,ねずみをとる猫がいい猫だ。」と言ったが,発想は同根なのかもしれない。
理論も大事だが,問題はいかにこの国を治めるかだ!中国の実践的な思想を垣間見た気がする。
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『ヤシガニ』
2006-11-10 Fri 16:15
曉が大阪で働いていた頃,ヨットを通じて知り合ったA氏が上海にやってきた。
A氏は関連会社の業務監査のために日本国内,国外を飛び回っている。
上海にも時々やってきて,その度に曉に連絡をくれる。
前回は7月下旬,A氏と朝鮮料理を食べた。今回は,A氏を新疆料理の店に案内した。
A氏はヨットの競技会にも参加したことがあるという本格的なヨットマン。
曉のようにヨットの上に寝っころがってビールを飲むのが好きという手合いではない。
A氏は,香港,インドネシア,シンガポール等々,東南アジアを中心に長い間国外で駐在した人だけに,東南アジアの実情に詳しい。今日は新疆料理を楽しみながら,インドネシアのことについて,いろいろ教えを受けた。
その中で驚いたのは,ヤシ蟹ほど美味しい蟹はなかなかないという話。
ヤシ蟹は,クモのようなグロテスクな形で,野球のグローブぐらいはあろうかという大きな蟹だが,これが結構いける味なのだという。ジャカルタに駐在していた当時,A氏はある離島にダイビングに行くときには,二日前に行きつけのレストランに予約の電話をしたという。そうでないと人気料理のヤシ蟹を食べることができなかったそうだ。
A氏によると,これまたヨットを通じて知り合ったオーストラリア在住のP氏が来年5月に上海に来るらしい。
最後にP氏に会ったのは1年半ほど前であろうか。人生を楽しむというP氏の生活スタイルは,なかなか真似できるものではないが,話題豊富なP氏との食事はいつも楽しい。
再会が楽しみだ。
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『光陰矢の如し』
2006-11-09 Thu 11:28
今日は曉の三十六歳の誕生日。
大学院から帰宅後,ワイフを伴い「タンドール」というインド料理の店に行き,ささやかなお祝いをした。
中国に留学して既に1年と2ヶ月になる。
まさに光陰矢のごとし,関空から北京に旅立ったのが昨日のことのようだ。家族に支えられ,そして事務所の所長及び仲間達に支えられ,走り続けた1年と2ヶ月。
その間,中国人,日本人を問わず,多くの素晴らしい人たち,エキサイティングな人たちに出会った。
皆曉が中国に来たからこそ出会えた人達だ。
日本の比ではない格差問題等,中国は多くの問題を抱えているが,目まぐるしく変化するこの国で生活することは,それだけで刺激的で魅力的だ。足元が少しぬかるんでいても,突き抜けるような青空は眺めるだけで清々しい。
この1年余で自分がどれだけ成長したのか分からないが,さらなる成長を求め,新たな出会いを求めて,我要継続跑遍中国!
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『上海郊外の水郷』
2006-11-05 Sun 15:27
曉が以前お世話になった弁護士のH先生が,2日夜,奥様と息子さんを連れて上海にやって来た。
これまで受けた恩を少しでも返そうと,曉は中国人の友人S氏の全面的協力のもと,今日のお昼まで張り切って上海を案内した。

今回は,S氏がビュイックのライトバンを手配し,運転を買って出てくれたので,上海の中心部だけでなく,上海市郊外にある水郷の町,周庄にH先生ご一行を案内することができた。
周庄は水路が至る所に張り巡らされている水郷で,水路の両脇には柳の木,白壁の家屋。
船に乗り,周庄の街を遊覧すると,あたかも時間の流れが止まったかのようである(写真①②)。

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H先生は食通としても有名な方である。
レストランを選ぶにあたっては,S氏に相談し,上海人をして名店と言わしめる上海料理店を選んだ。
「点石齊」,かつてのフランス租界の近くにある上海料理店はレトロな洋風の建物の中にあり,上海が魔都と言われた時代にタイムスリップしたかのようである。
内装や照明は華美でなく,品がある。
味の方も,H先生をして「旨い!」と言わしめる程だった(なお,支払の祭,H先生は「これだけ食べて,こんなに安いのか。」と驚いていた。)。
ガイドブックに載っている店が必ずしも名店とは限らない。やはり現地のことは現地の人に聞くに限る。
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| 暁弁護士の中国日記 |
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