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『昆劇「玉簪記」観賞』
2007-05-04 Fri 10:35
中国は,5月1日(労働節)から1週間,学校も職場もお休みである。田舎に帰る人もいれば,旅行に出かける人もいる。そして,曉のように家にこもって読書三昧という人もいる。何処に出かけても人だらけ,地方からやってきた観光客達と押し合いへし合い,何をするにしても長い行列,ゆっくり家で過ごすのが一番である。
とはいえ,1週間の休みの間,ずっと家で過ごすというのも,体がなまる。
そこで,ワイフと昆劇を見に行くことにした(学割で30元(450円)である。安い。)。昆劇とは,京劇の源流の一つとも言うべき伝統芸能で,オペラのように音楽にあわせて演者が独特の節回しで歌を歌う歌劇である。

 曉が観劇した「玉簪記」は,簡単に言うと,ラブコメディである。ストーリーはこうである。
時代は明朝,仕官を志す若いインテリ青年が叔母の家に身を寄せ,試験勉強をしていた。その叔母のもとには,戦乱で身内をなくした美しい娘がいた。インテリ青年とその娘は恋に落ちるのだが,青年は娘の気持が分らず,恋の病で寝込んでしまう。青年は娘が転寝をしているとき,彼女の詩を盗み見て,彼女の気持を知る。これでハッピーエンドかと思ったとき,青年と娘の仲をしった青年の叔母が,「お前の両親はお前が将来名を成すことを願っている。今のままでは心静かに試験勉強などできない。」と言って,早く臨安(街の名,任官試験の開催場所)に行けと青年を家から追い出してしまう。青年がいなくなったとことを知った娘は青年の後を追いかける。途中舟に乗り,急ぎに急いで青年の乗った船に追いつくことができた。そこで,青年は試験に合格して必ず戻ってくることを誓い,娘は身につけていた玉の簪を青年に渡す(ここで幕がおりる)。
ストーリー自体は非常にシンプルで,ありきたりと言えば,ありきたりだが,インテリ青年と娘のしぐさが軽妙で可笑しい。大爆笑するような喜劇ではないが,時々クスクスと笑いを誘う心地よい喜劇だった。

中国には,代表的な京劇以外にも,今回観賞した昆劇や四川の川劇といった各地域で発展し継承されてきた伝統芸能がある。独特の節回し,そして古語を使うので,字幕がないと意味がよく分からないが,それぞれ特徴があって面白い。
伝統的な音楽,美しい衣装,そして心地よい笑い,約2時間にわたって目と耳を楽しませてもらった。 
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