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『シンポジウム「物権法を考える」@東大』
2007-08-31 Fri 16:16
大学院の休みを利用し、東京にやって来た。
今日東大で開催されるシンポジウムに参加するためである。
テーマは最近制定された中華人民共和国物権法、以前から非常に関心のあった法律だ。このシンポジウム、何がすごいのかと言うと、参加者の顔ぶれがすごい。日本側からは星野英一先生、北川善太郎先生、加藤雅信先生、近江幸治先生をはじめとする日本を代表する民法学者、中国側からは、物権法の制定に関わった梁慧星先生、孫憲忠先生といった、これもまた中国を代表する民法学者達である。
このシンポジウムは東京大学の山上会館で開催されたのだが、なにぶん東大のキャンパスのことはよく分からない。宿泊先を早めに出発し、まず会場の下見をすることにした。
ところが、思いのほか早く山上会館に辿り着き、時間を持て余すことになってしまった。開会の時間まで近くで時間を潰そうと、引き返そうとしたときに、会館の前でK先生にばったりお会いした。K先生は東大の博士号を持つ優秀な律師だが、今回は中国側の通訳兼引率としての参加。シンポジウム前にK先生に遭遇し、その後一緒に行動したために、あれよあれよと訳もわからないうちに、記念の集合写真にも顔を出すはめになってしまった。

シンポジウムの内容は、非常に充実したもので、目の前で繰り広げられるハイレベルな発表、コメント、質疑応答に興奮すら覚えた。
日本を代表する映画監督の○○氏や有名な女優を目の当たりにしても、特に何も感じなかった曉も、日中を代表する学者の前では、追っかけのファンに等しい。シンポジウム後の懇親会で、星野英一先生と梁慧星先生にお願いして、両先生の書籍にサインと激励の言葉や好きな言葉を書いていただいた。
所長も、仕事の関係で東京に来ていたことから、今日のシンポジウムに少し遅れて参加したのだが、法律書の中に出てくる有名な法学者達が一堂に会しているのを見て、いたく感動したようだ。ミーハー度では、曉といい勝負だった。
世の中には、知的モンスターとでも言うべき人達がたくさんいるものだ。人間、いつまでも謙虚であるためには、たまにはそうしたモンスター達の中に飛び込んで、自分の力など高が知れているということを思い知る必要がある。また、そうすることによって、また明日から頑張ろうという意欲がわいてくるようにも思う。

あとで知ったことだが、記念撮影のときの模様がNHKのニュースで放送されていたようである。曉も映っていたらしい(確かに、NHKの撮影クルーが東大に来ていた。)。
ワイフの両親がテレビを見ていて気付き、録画したという。しかし、すさまじい反射神経である。曉が日中の法学者の中に紛れ込んでいることに気付くだけでも十分すごいと思うが、録画までするとは。


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『日中経営実務法シンポジウム@華東政法大学』
2007-08-22 Wed 09:36
今日と明日の二日間にわたり、華東政法大学にて日中経営実務法シンポジウムが開催される。日頃お世話になっているL先生から破産法について何か発表しませんかと誘われ、これは得難い経験になると思い、身のほどをわきまえず引き受けることにした。
このシンポジウムには、日中の研究者や法律家が多数参加し、刑法(商業賄賂)、民事紛争の処理方法(民事訴訟やADR)、行政法、商法(会社法)、競争法、労働法、消費者保護法、知的財産法、そして日中関係論について、それぞれ日本側と中国側の担当者が発表を行い、質疑応答を行う。
曉は、初日つまり今日の午前、第一セッションで、中国側の発表者として、中国の企業破産法について発表を行った。当日になって、中国側の参加者の大半は日本語ができるということが分ったが、中国でのシンポジウムなのに、日本語だけで行うというのも不自然であるし、昨夜、翻訳を使って発表すると正確に伝わらないと考え、慌てて中国語のスピーチを準備していたこともあり、当初の予定通り、先ず中国語で発表、その後で日本語で若干補足説明を加えながら発表を行うことにした。
今回の発表は、引越しの準備の中、シンポジウムの論文集に掲載する論文を書き上げ、中国の研究者の論文の日本語訳をチェックし、なおかつ当日の発表の際に使用するレジュメや発表の原稿を作成した。
人間、目的に向って夢中になって走っているときは疲れを感じないものらしい、それまで特に疲労など感じることはなかったが、自分の発表が終わると、しばらくの間、脱力状態となった。やはり緊張していたのだろう。
今日のシンポジウム、およびその後の懇親会で、日中の多くの法律関係者と知り合うことができた。今回のシンポジウムでの発表の機会を与えてくれたL先生に感謝。
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『ランゲージ・バトルロイヤル』
2007-08-14 Tue 13:23
締切りが迫る論文を一区切りつけ、ワイフともにイタリアの外交官Mさん宅のホームパーティーにお邪魔した。これは、ワイフが最近特に親しくしているSさん(ヒデとロザンナのロザンナによく似たイタリア人、こんな説明をしても誰も分からないか?)の関係で、曉も招待されることになったのだ。Mさんのマンションは、とにかく広く、インテリアはとにかく色鮮やか(オレンジ色)。ところどころに中国の古い家具や陶器がおいてあって、微妙なバランスのとれた独特な雰囲気をかもし出している。
参加者は、イタリア人、日本人、中国人、アメリカ人(人数順)で、12人はいたであろうか。イタリア語、英語、中国語、日本語(使用頻度順)が飛び交う、曉がかつて経験したことのないランゲージ・バトルロイヤル状態となった。
曉も論文執筆に追われるなか、お宅訪問一時間前に「ボワナセラー(こんばんわ)」「ピアチェーレ(はじめまして)」「ミキアーモ・・(私の名前は・・です)」「グラーツェ(ありがとう)」「プレーゴ(どういたしまして)」「チャオ(「やあ」、或は「じゃあ、またね」)」という簡単な言葉だけ覚え、とりあえず覚えた言葉で抗戦したが、どうしようもない。これを機に少しイタリア語でも勉強してみようか、時間があれば、、。
MさんとSさんが作るイタリア家庭料理は、どれも美味しかったが、やはりパスタが絶品。バルサミコを使ったペンネに、こってりしたクリームソースのパスタ。これが本場のパスタなのか。日本で食べるイタリアンは、やはり少し和風化しているのだろうか。
イタリアでは、ゲストが持ってきたプレゼントをパーティーが終わるころに開けて、皆に見せるという習慣があるようだ。ワイフは、家の近くの花市場で買った花束と日本で買った桜の花のデザインのハンカチーフをMさんにプレゼントしたのだが、これが大そう気に入られ、今度一緒に花市場に行こうなどと話が盛り上がっていたようである。
ワイフは、Sさんと交流するようになってから、頬を右、左と交互に軽く触れ合わせる西洋流の挨拶にも慣れたようだ。
曉は日本男児なので、どうもあの挨拶はいけない。はげ頭のちょい悪オヤジ風の男と、或はミロのビーナスのような麗しき美女と、シチュエーションの善し悪しにかかわらず、初対面の人と頬をかるく触れ合わせるなど、とりあえず今は想像もできない。

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『引越し饅頭(饅頭餻)』
2007-08-07 Tue 16:05
新居が決まったので、少しずつ荷物を運び始めた。
本格的な引越しは来週なので、ご近所に対する挨拶はその時にと考えていたのだが、お隣さんと顔を合わせてしまった。
となると、挨拶は早い方がよい。
中国の友人に上海の引越しの作法を聞き、早速「饅頭餻」なるものを買いに行った。
この饅頭餻、簡単に言うと餡子の入っていない紅白饅頭のようなもので、赤と白の饅頭が2つずつ、合計4個が1セットとなっているものをお隣さんに渡す。ワイフと一緒に隣やお向かい、そして一階の管理人室に饅頭餻を持って行った。お隣さん達は、当初「何だ?」といった顔つきで、戸惑った様子だったが、「これは中国の習慣でしょ。」というと、ニコッと笑って受取ってくれた。なかには、「困ったことがあったら、遠慮なく言って下さいね。」と声をかけてくれる人もいた。
中国も最近はこうした習慣が廃れつつあるのだろうが、それとも外国人である曉がこのようなことをしたので驚いたのだろうか。
郷に入っては郷に従え(中国語では、「入郷随郷」)、中国で生活する以上、中国の文化習慣を尊重するのは当然のことではないかと思う。
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『「新しい中国で成功する!(体当たり中国ビジネス必勝法)」読後感想』
2007-08-02 Thu 11:24
所長が送ってくれた「新しい中国で成功する!」を読む。
本書はダイキン工業の元中国部長であった高橋基人氏の経験談であり、日系企業の中国ビジネスに対する警告の書でもある。
ダイキン工業が中国においてシェアを拡大していくなかでの、ニセモノ業者との死闘。敵もさるもので、断固とした決意で闘わなければ、本物が偽物に凌駕されてしまう。中国の模倣品問題は有名だが、高橋氏は中途半端に妥協することなく相手が音をあげるまで戦い抜いた。中国人律師達は口をそろえて日系企業は訴訟を嫌がるというが、闘う企業は闘っているのである。
本書で特に注目すべきは、中国現地法人の現地化の必要を力説している点であろうか。
中国は、世界の工場から世界の市場へと、その役割を変えつつある。
となると、外資系企業が中国で売上を伸ばすためには、中国のことは中国人が一番よく知っているということで、経営を中国人に委ねざるを得ない状況になるのではないか。

先日、欧米系の人事コンサルタントの話を聞く機会があったが、外資系企業に勤める中国人に対してアンケート調査を行ったところ、日系企業に勤める中国人は日頃の業務に満足していないし、また期待もしていないという結果が出たということである。誤解も若干あるのかもしれないが、中国人は、権限と責任を委譲してもらえないため、やりがいを感じていないということらしい。
華東政法大学修士課程の友人も、「日系企業の待遇は欧米企業に劣る。働くなら欧米企業だ。」と言っていた。日系企業の待遇が欧米企業に劣るか否かは問題でない。そうしたイメージが優秀な中国人の中にあるということが問題であるように思う。

「人は石垣、人は城、」、これは武田節の一節だが、日系企業が中国市場でさらなる発展を目指すならば、人材の確保は不可欠。
日系企業は今変わらなければならない時機なのかもしれない。
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| 暁弁護士の中国日記 |
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