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『情人節』
2008-02-14 Thu 16:33
情人節とは何か?
バレンタイン・デイのことである。
昨年のブログで,中国のバレンタイン・デイでは,男性が女性に花束を贈るものであり,男性が女性からチョコレートをもらうなどという慣習がないことをお話ししたと思う。
これに加えて,中国には,日本のホワイト・デイにあたるような日はなく,男性が女性から御返しをもらう機会はない。この点,非常に不公平である。

それはさておき,「のだめカンタービレ」という音大を舞台にしたドラマをご存知だろうか。
このドラマ,中国でもなかなか人気があったようで,情人節の14日,上海大劇院で「のだめカンタービレ交響曲」というコンサートが開催された。
二週間ほど前,曉が東方早報という中国の朝刊を読んでいたときに,このコンサートの宣伝を見つけ,割とポピュラーなクラッシックを聴くことができるのではないかと思い,ネットでチケットを購入し,ワイフと一緒に出かけることにした。
チケットの値段は,一等席で1万3000円程度,曉が買ったチケットは約1500円(100人民元)。中国の音楽事情が分らないので,少し用心した結果である。
曉たちの席は,まさに天井桟敷。三階席の後部で,オーケストラを真上から見下ろすような席だった。
オーケストラは聴くものであって,見るものではない。
オーケストラを上から見ようが,横から見ようが,それはどうでもいいのだが,今回のコンサート,曉にとっては,いまひとつ音楽に集中できず,悔いの残るものとなった。
というのは,まずオーケストラの演奏の間(時には,演奏中)に,ドラマ「のだめカンタービレ」を再現したお芝居をするのである。
曉は,「芝居をする時間があったら,音楽を聴かせろ!」と叫びたくなった。
そして,曉たちの前の席の人がマクドナルドのフライドポテトをムシャムシャと食べ,後ろの席のカップルは,熱愛中なのは結構なのだが,音楽そっちのけで,ひたすらおしゃべりをしてくれるのである。
臭いと雑音のために,ワイフも相当イライラしていたようで,もう少しで髪の毛を逆立てたスーパーワイフに変身してしまうところであった。
たまにホールで音楽を聴くのもいいものである。
ただ,次回は,普通のコンサートで,なおかつもう少しいい席のチケットを買うことにしよう。
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