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2008-03-25 Tue 17:10
日頃親しくさせていただいているZさんと昼食をともにした。
いろいろ意見交換をしたのだが,非常に面白い話を聞いた。 中国人は,子供が複数いる場合,それぞれアメリカ,ヨーロッパ,日本と分散して留学させるというのだ。もちろん,このようなことは裕福な中国人にしかできない。 その発想は,いつ何が起こるかわからないので,いざというときには一族が海外にいる子供を頼るということにある。これはまさに大陸の生きる術ではなかろうか。 中国5000年の歴史の中で,漢民族以外の民族が中原(中国の中心部)を征服することが何度かあった。社会体制が一転二転することはあたりまえで,中国の民は今の生活がいつまでも続くなどという甘い考えなど持っていないのかもしれない。 裕福な日本人の中には,資産を海外に分散するという人はいると思うが,自分の子供を世界各地に分散居住させる人はいないのではないだろうか。 中国の経済発展は当分続くと思われるが,政治経済だけでなく,さまざまな問題を抱えていることは各種メディアで報道されているとおりである。 我々は中国と如何に向き合って生きていくのか。 我々も激動の世界の中で生き残る術を考えなければならないように思う。 スポンサーサイト
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| 暁弁護士の中国日記 |
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