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『中国人はバイリンガル』
2006-08-02 Wed 14:28
中国人は語学のセンスがあるように思う。
外国に留学した経験がなくても、英語や日本語を流暢に話す人が結構いる。
ある人曰く、日本語は中国語などのほかの言語に比べ、母音や子音の種類が少ないために、日本人は発音やヒアリングで苦労するとのこと。
確かに、「R」と「L」の発音など、日本人が最も苦手とするものだと思う。こうした母国語の語学的特徴からみると、日本人よりも中国人の方が外国語を習得しやすいと言えるかもしれない。
しかし、母国語の言語的特徴による影響はそれほど大きいとは思えない。
むしろ、中国には、各地域ごとに○○話という言語があるということが大きな原因であるように思えてならない。

例えば、上海。
上海には、上海話という言葉が存在する。書けば普通の中国語なのだが、話すと普通話(中国の共通語)とは全く別ものである。一つ一つの単語の発音が違うだけでなく、声調も異なる(中国語の普通話には四種類の声調があり、「アー」と発音するにしても、フラットな調子、上がり調子、下がり調子、一度下がってから上がるという四種類の声調があるのだが、上海話には五種類ある。聞くところによると、広東話には七種類の声調があるということである。)。
北京に住んでいたころ、中国人の友人が「上海や広州に行ったら、周りの人が何を言っているのか全然分からなかった。」とよく言っていたが、今年1月部屋探しのために上海にやってきたときに、彼の言っていたことを実際に体験することになった。
浦東空港に着いて、宿泊先のホテルに行こうとタクシーに乗ったところ、タクシーの運転手の言っていることが全然分からない。
運転手も途中で客が中国語を習いたての外国人だということが分かったようで、普通話に切り替えて話をするようになったので、事なきを得たが、最初は「ここは中国か?東南アジアのどこかの国に来てしまったのではないか?」などと思ってしまった。
日本にも、方言は存在する。
しかし、関西人が東京に行って関西弁を喋っても意思疎通上何も問題はない(地域によっては、全くわからないという方言もあるが,,,)。
中国ではそうないかない。上海人が北京に行って、上海話を喋ったら、上海出身の人に出会わない限り、宿泊先のホテルにもたどり着けないのではないだろうか。

暫く前に、上海の大学で法律を教えている人と会食する機会があった。その人は南京出身ということだったので、「南京は上海に近いですから、上海話は最初から問題ないですよね。」と聞いたところ、「今は分かりますが、上海に来たころは、上海人の話していることが全然分かりませんでした。」とのこと。
上海から南京まで、汽車に乗って4時間ほど、それほど遠いわけではない。しかし、上海人と南京人の話す言葉は互いに何を言っているか分からないほどに違う。

このように、中国では、地域間の言語の違いが大きいために、異なる地域出身の人(外地人と言う)と話をするときは、普通話を使って話をする。外国人の目から見ると、あたかも二ヶ国語を自由に操っているように見える。

ここで曉の結論、中国人はバイリンガルである。
もし、英語或いは日本語を話すことができるのであれば、その中国人はトゥリリンガルである。
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