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『再見,同志!』
2006-12-27 Wed 09:17
 曉と同じく華東政法学院に留学していたS弁護士が来年1月上旬に帰国する。
S弁護士とは中国留学前から面識はあったのだが,曉が今年1月に同学院の面接を受けるために上海に来た際,彼から同学院で勉強をしたいという希望を聞き,急遽二人で面接を受け,それ以来ともに同学院で中国法を勉強することになった。最初は聴講生という形で授業に出ていたこともあって,休講や教室の変更についての連絡がなく,学校に行っても教室には誰もいないということが何度かあった。
S弁護士と苦楽をともにした10ヶ月,これはきっと忘れ難いものになると思う。

 華東政法学院は上海市中心部の中山公園北側にある。
昔は,この場所に大学と研究院(修士課程,博士課程)があったのだが,4年前に大学は松江区(上海市中心部から車で50分)に移転し,中山公園の北側には研究院だけが残った。前々から松江キャンパス(http://www.ecupl.edu.cn/index.asp)は非常に美しいところだと聞いていたので,S弁護士が帰国する前に一度二人で松江キャンパスを見学に行くことにした。日頃お世話になっているL老師に相談したところ,L老師も一緒に行くことになり,同老師の案内で松江キャンパスだけでなく,閔行区の律師事務所,そして閔行開発区の日系企業の生産工場をも見学することになった。

 まず,朝9時地下鉄中山公園駅で合流し,閔行区の「シン庄」駅で下車。閔行区で最も規模が大きいと言われているS律師事務所に向う。同事務所の近くには同区の基層裁判所(日本の簡易裁判所に相当)があるのだが,その大きさ,そしてそのデザインには驚いた。とても基層裁判所には見えない。大阪地裁の庁舎より大きいのではないか。そして,形はアメリカ連邦議会の議事堂に非常によく似ている。中国では裁判所を見れば,その地区の経済力が分かるというが,さすがに数多く外商投資企業が進出している閔行区といったところか。S律師事務所を訪問し,J律師やS律師達と意見交換をした後,一度中山公園に戻り,肯徳鶏(ケンタッキー)でハンバーガーを買って,華東政法学院のシャトルバスに乗り込む。シャトルバスに乗ること40分,松江キャンパスには午後1時10分ごろ着いた。
バスから降り,キャンパスを見て思った。
「ここはゴルフ場の中に造った明治村だ(確か犬山市にある明治時代の歴史的建造物を移築した場所。旧帝国ホテルの一部が保存されていることなどで有名。)。」と。とにかくキャンパスが広い。一面芝で覆われていて,大きな池を囲むようにして壮麗な校舎が並んでいる。校舎は褐色のレンガ色で,建築様式は欧州風。聞くところによると,イタリアの建築家に設計を依頼したらしい。学部生に案内してもらって,キャンパス内の校舎(一部)を見てまわったのだが,1時間や2時間では,とても全てを見ることなど出来ない。

 松江キャンパスの後は,再び閔行区へ。携帯電話の特殊な部品を製造しているP社及び日本を代表するMグループの工場を見学。いずれの工場も生産管理を担当している人(中国人)に会って話を聞いたのだが,田舎から出てきた人は少しお金が貯まると直ぐ田舎に帰ろうとするので,他社より有利な条件を提示すれば引き止めることができるわけではないらしい。同じような顔をしているため,勘違いしてしまうが,中国人と日本人は習慣も違えば,仕事に対する考え方も違う。いつの時代も,経営者にとって,労務管理は頭の痛い問題だ。

 一日の予定を全て終え,L老師,S弁護士と三人で一緒に食事をした。研究で多忙を極めるにもかかわらず,L先生は帰国するS弁護士のために,一日かけて閔行区と松江キャンパスを案内してくれた。L老師の深い情にS弁護士も曉もただただ感激した一日だった。

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