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『中国の食文化②』
2006-08-07 Mon 13:19
上海の朝は忙しい。
家でゆっくり朝ご飯を食べることができなかった人などは、バスの中で包子(日本の肉まん)をモグモグと食べていたりする。
この包子、実はなかなかの優れものである。
日本で肉まんというと、その名のとおり、中に豚肉の餡が入っている。
しかし、中国の包子は、豚肉が入っているものもあるが、野菜が入っているものもあって、種類が豊富である。
このため、豆乳を飲んで、野菜の餡入りの包子を食べれば、ものの2,3分でバランスのとれた朝食を済ませることができる。

ここで、少し北京の朝食のことも紹介したい。
北方では、米=主食ではないのだが、朝食にお粥を食べることが多い。
学生食堂の定番の朝食は、お粥に油条(フワッとした揚げパンのようなもの。豆乳と一緒に食べると絶妙に美味しい。)、煮卵に豆乳である。
また、お粥専門店も彼方此方にあり、お米(中国語では、大米)のお粥、粟(中国語では、小米)のお粥、トウモロコシ(中国語では、玉米)のお粥、そして様々な具の入ったお粥を楽しむことができる。
中国に来るまで、曉はお粥とは風邪を引いたときに食べるものだと思っていた。
中国では、お粥とは、体調の良し悪しに関係なく楽しむ食べ物なのである。
しっかりした味付けの料理を好む一方、お粥のような淡い味の食べ物も好む。
中国人は、食についてもメリハリのきいた人達である。
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