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『蘇州訪問』
2007-04-02 Mon 13:09
昨日,所長が顧問先の二人の社長(戸田氏,田中氏)を伴い上海にやってきた。昨日は観光地を悠長に巡る時間など一切ない,過密なスケジュール。
今日は早朝から車をチャーターして蘇州に向う。
ホテルを午前7時半に出発し,蘇州に到着したのは午前9時ごろ。今日は午前に呉中区経済開発区(以下「経済開発区」),午後に工業園区(いずれも,国内外の企業を誘致する目的で設立された特別区)を視察することになっている。
呉中区経済開発区を視察することができたのは,池田銀行蘇州代表所の宮田さん,大塚さん,そして同所顧問の張学さんの尽力のおかげである。

午前9時40分ごろ同行蘇州代表所を訪問し,大塚さんと張学さんにお会いし,その後経済開発区に案内していただいた。経済開発区管理委員会に到着し,巨大な管理委員会の建物の中に入ると,壁に大きな薄型テレビが掛けられていて,そのスクリーンに「明石法律事務所御一行の皆様,ようこそいらっしゃいました。」の表示。
そうそうに中国式熱烈歓迎のジャブをくらった。中国人はやはり接待が上手い。このままでは,上海に戻るころには骨抜きにされているおそれがある。今回の訪問に応対してくれた方々は,同区招商局王局長,外資誘致局郁副局長,招商局李主任,同局範プロジェクトマネージャーの4名。
幹部クラスが応対に出てくるとは,さすがに驚いた。
郁副局長が先ず我々を案内したのは,畳10畳以上はあろうかという経済開発区のジオラマを展示したプレゼンテーションルーム。プレゼンビデオを見ながら,経済開発区の概要の説明を受けた。
その後は,大きな会議室での補足説明及び質疑応答。
池田銀行蘇州代表所の有能な通訳が同行していたので,中国語で話す必要などないのだが,曉は日頃の成果を試そうと中国語で企業所得税改正の外資企業に対する影響について幾つか質問をした(開発区の皆様,ご迷惑をおかけいたしました)。これまでの外資企業に対する優遇税制はなくなるが,ハイテク企業に対する優遇税制は残る。ハイテク企業に該当するか否かの基準は,全国共通であるため,各開発区が勝手に決めることはできない。質問に対する回答を聞きながら,曉は開発区間の競争はどのような点で差がつくのだろうか,これは一種の護送船団方式ではなかろうかと思った。

質疑応答の後は,会食。
管理委員会の建物内にレストランがあり,その中の一室で郁副局長をはじめとする管理委員会の皆さんと談笑し,蘇州料理を堪能した(途中,王局長が紹興酒の入ったグラスを持って現われ,乾杯をした後,またいずこかに消えた。超多忙な人ということである)。
そこで知った耳よりな情報を一つ。
中国の秋は,上海蟹の季節だが,実はこの蟹の真の名産地は蘇州である。蘇州の陽澄湖と太湖が二大名産地なのだ。また,一般に陽澄湖の蟹の方が太湖の蟹の方が美味しいと言われているが,実際には,陽澄湖は小さい湖で蟹の餌などによって富栄養化し,水質汚染が進んでいるため,最近は太湖の蟹の方が美味しいということである。太湖はとにかく巨大の一言につきる湖であり,水質汚染に対する厳しい規制もあって,蟹の成育環境は陽澄湖よりもよいということである。
これまで,曉がアテンドをした皆様,無知であるが故に陽澄湖産を推薦し,陽澄湖産の蟹を食べさせる店にご案内してしまいました。この場でお詫び申し上げます。

経済開発区管理委員会の会食後,大塚さんと張学さんに案内してもらって,工業園区へ。
この工業園区は中国とシンガポールが合作で造った特別区である。歴史もあり,また規模も大きい。聞くところによると,工業区(工場を誘致するエリア)は8割程既に埋まっているということである。ここで対応していただいたのは,招商局日本処の富さんと張さん。
二人とも流暢な日本語を話すが,特に張さんは7年ほど日本に留学していたということであり,完璧といっていい日本語を話す。
工業園区管理委員会は,2年ほど前に現在の場所に移転したということだが,そのビルはとにかく大きい。経済開発区管理委員会の建物にも驚いたが,ここのビルは比較にならないほど大きい。
分りやすく言うと,形といい大きさといい「東京地裁」にそっくりな建物である。この建物の中の展示室に案内されたのだが,これまでの沿革を説明するパネル,工業園区のジオラマ模型,そして椅子が動く3D試写室等々,まるで遊園地。
プレゼンは重要だが,一民間企業であれば,ここまでお金をかけることはできまい。展示室の後は,経済開発区のときと同様,会議室で質疑応答。曉は工業園区に進出している企業は皆大企業だと考えていたが,中小企業も数多く進出しているということであった。企業の規模より,質が重要であるということであろうか。説明を受け,曉は,工業園区は経済開発区に比し,歴史があるということもあって,既にかなり開発が進んだ特別区という印象を持った。

午後3時,工業園区を後にし,午後5時に所長達が宿泊しているホテルに到着。
今日の晩餐には,所長の弟弁護士にあたる方(おなじ弁護士のもとで修業した方)にもご一緒していただき,新疆料理を食した。新疆料理は,どちらかと言えばトルコ料理に近く,非常にスパイシー。今日のお昼まで,少し甘い上海料理や蘇州料理が続いていただけに,新疆料理には皆とても満足したようだった。
戸田氏が「この羊肉を包んで食べる料理,これはうまい。」と繰り返し言って,せっせと食べているのを見ながら,曉は,次回は,もっと辛い「貴州料理」や「湖南料理」の店に案内しようかなどと頭の中で思いをめぐらせていた(あの辛さに耐えられるだろうか,,,,)。
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2007-04-07 Sat 06:41
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