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『民法国際会議』
2007-04-07 Sat 17:17
今日と明日の二日間,上海華東政法学院にて民法国際会議が開催される。4日ほど前に同国際会議の世話人のZ先生から「仕事を手伝って欲しい。そのかわり,参加費用は支払う必要はないから。」と頼まれたため,微力ながら協力しましょうということになった。上海で働いている,或は留学している知り合いの日本人弁護士にも,この国際会議への参加申込書を送ったが,資料・翻訳と二日間の昼食付きで600元(約9000円),資料・翻訳と二日間の晩餐付きで800元(約1万2000円)という参加費用がネックとなったのか,彼らからの申込みはゼロ。曉は学会でどのような仕事をすればいいのか検討がつかず,3日前から何度もZ先生に連絡をとったのだが,連絡がつかない。とりあえず,何があっても対応できるようにと考え,スーツを着て,会議場である華東政法学院交誼楼に向った。
すると,交誼楼の入口の近くで,曉が一年前に上海に来て以来親しく付き合っている華東政法学院研究生のD君にばったり出会った。彼によると,同学院の学生であれば,資料なしで聞くだけなら無料ということであった(資料等一切なしの傍聴であれば,50元と聞いていたのだが,,,。)。D君と二人で会場に入り,学生に開放されている席に坐っていると,日本からの留学生のO君もやってきた。今回の国際会議の参加者は,ヨーロッパのローマ法研究者が多く,イタリア人が多い。開会のスピーチから,イタリア語だった。とにかく様々な言語が飛び交うので,同時翻訳機が手放せない。しかし,曉のとなりに坐っているO君は,同時通訳機なしで,報告発表に耳を澄ましている。聞くと,「昔,テレビのイタリア語口座を聞いていたことがあって,話していることだったら少し分るのです。」ということだった。やはり,研究者を志す人は違う。
会議の形式は,最初20分ほどの開会セレモニーがあり,その後は適宜休憩を入れながら,
4人一組(司会1名に,発表者3名)で,午前午後2組ずつ演壇に登って発表,そして質疑応答を行うというものだった。曉は,発表者1人当たりの時間が15分というのは,あまりに短いのではないかと思った。O君によると,日本の学界などでは,開会セレモニーの後は,複数の分科会を設け,ある程度人数を絞って議論をするということである。まあ,十数年審議されてきた物権法が先日公布されたということもあるし,今回の国際会議は,若干セレモニー的な要素もあるかもしれない。
日本からは大阪大学のH先生が参加され,日本物権法の近代における発展について報告発表された。物権法が専門ではないとのことだが,質問に時には英語,時にはイタリア語で丁寧に答えられていた。お疲れ様でした。
日本では,ローマ法と言えば,基礎法で,おそらく西洋法制史の一分野という位置づけだと思うが,Z先生の話によると,ヨーロッパではローマ法研究者=民法学であるらしい。日本は西洋の法制を深く理解するためにローマ法を学んだが,西洋では自分たちの法を知り,新たな法制を生み出すために,振り返り研究する対象がローマ法なのだろう。
今日は,発表を終えたH先生と名刺を交換して,少しお話をお聞きして,帰宅。

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